かんぽ 業務停止命令の理由は?改善できず保険金請求の期限もヤバイ?

かんぽ生命保険です。

(画像引用元:https://www3.nhk.or.jp/)

かんぽ(生命保険)が業務停止命令を受けた件が話題になっていますね。

かんぽ生命保険といえば、日本郵便と双璧をなす、日本人の通信や保険を担ってきたインフラともいえる会社ですが、

今年(2019年)の12月27日にも、保険業法の定めによって、一部の業務停止命令が出る方向に進んでいるようです。

この記事では、かんぽの業務停止命令の理由や、改善できなかった背景、

今回の件から保険金請求の期限もヤバイ?ことについて、世間の反響も交えて、紹介させていただきます。

 

かんぽ 業務停止命令の理由は?

かんぽが業務停止命令を受けた理由は、

  • 日本郵政グループが、今年(2019年)の12月18日に公にする予定の、社内調査の結果が悲惨な状況になっていること
  • 法令や社内規定といった、通常の企業では踏み誤ってはいけない危険性のある契約(個人・企業を含めて)は、12月15日時点で、12,836件を越してしまい、以前から発表されていた6327件から、2倍以上にもなってしまったこと

にあるそうです。

かんぽが業務停止命令を受けるはめになったこれまでの経緯は、本当は入っていないはずのかんぽ生命保険の契約に、これまで入っていた契約に二十に入ることになってしまい、

請求額が本来の2倍近い状態になってしまうとして、大きくニュースにも報道されましたよね。

もともと、民営化のあおりを食らってしまい、今までよりも、かんぽ生命保険の契約ノルマが過剰になってしまって、キツくなりすぎてしまい、

その結果、契約状況がずさんな結果になり、今回のような騒動になってしまった、というわけです。

 

かんぽ 業務停止命令の理由から改善できなかった背景は?

かんぽの業務停止命令の理由がわかりましたが、結局かんぽ生命保険が改善できなかった背景は、

  • 生命保険販売をすれば、大きな給料をもらえることにより、その甘い汁を吸うことで、さらによろしくない保険販売が横行してしまう

といった事態が背景にあったようです。

実査に、以前かんぽの貯金担当で働いていた人の意見なのですが、

元社員、主に貯金担当でしたが

保険販売を得意として
基本給より高い販売手当もらって
毎晩飲み歩き外車買ってるような
オッサンが
確かに結構居ました

小さな窓口だけの局では
貯金をしに来たお客様に
販売手当が高いからなんやかんや保険に
入れちゃう。

大きな集配局では
やはり貯金より保険の方が手当がいいので
保険に入れちゃう。

法外な手当貰ってるから
管理職になりたがらない。
管理職なったら営業できなくなって
手当減るから。

変な会社です。

(引用:Yahoo!ニュース コメント)

というように、間違った営業努力がまかりとおっている現状が確かにあるようです。

 

かんぽ 業務停止命令の理由から保険金請求の期限もヤバイ?

かんぽの業務停止命令から、保険金請求の期限もヤバイ?とウワサされていますが、実際のところはどうなっているのでしょうか?

かんぽの生命保険の保険金請求のことを、かんぽ生命の公式ウェブサイトで確認したのですが、

質問

保険金の請求をしたいのですが、どうしたら良いですか?

回答

保険金の請求のお手続きは、全国の郵便局(またはかんぽ生命支店)窓口で取り扱っています。
お近くの郵便局の窓口にご相談ください。

郵便局検索
※なお、一部の郵便局では、保険のお取り扱いをしておりませんので、ご注意ください。
また、保険金の請求に必要となる書類についてはお手続き一覧をご確認ください。

(引用:かんぽ生命 公式ウェブサイト)

というように、そっけないとも思える解凍が並んでいるだけでした・・。

お近くの窓口にいってなんとかせえよ、というふうに聞こえてしまったのは、当ブログ管理人だけでしょうか・・・?

 

かんぽ 業務停止命令の理由への世間の反響

かんぽへ否定的な声

  • 基本給よりも多い営業手当を貰っている人は、営業手当がなくなれば大変でしょうが、誰も同情はしないと思ってます。基本給が減るわけではないので、救済する必要もありません。
  • 何やかやで大企業だから一部でも業務停止になったら社会的影響が凄いことになるな。効果がどれ程あるかは疑問だけど、金融庁は英断を下したと思う。
  • 通りすがりのオヤジです。かんぽは郵政民営化以来、民間会社として存在していて国民にとり民営化以前となんら変わらない存在感があるにもかかわらず、相も変わらずトップは政権にめでたい人物の持ち回り。なぜに仕事もせず高収入を保証される地位に就き、問題が出ると知らぬ顔。この部分を直さない限り不祥事はなくならない。個人でできる不正ではないのは誰でも分かる。
  • 現役社員ですが、ハッキリ言って、この組織は暴力団より酷い世界です
    何で、こんな詐欺や、社会常識から外れた経営方針(はがき、物販等のノルマ)が、続くのかと思う
  • 保険の見直しで、かんぽ生命の保険も色々と調べてる中でこれは辛い。
    業務停止して、この問題が解決される訳がない。
  • 『調査は続行中で件数が増えるのは確実だ。』とんでもない件数になりそうな気が・・・
  • かつて親方日の丸だったのに、国から業務停止食らうとは…。
    個人的感想だけど、郵政民営化も国鉄民営化も、大所帯ゆえに元々無理があったのではないかな。
    民間との棲み分けを充分に検討せずに同じ土俵で相撲を取ろうとしても、どうしようもないよ。
  • 保険も貯金も郵便も、もともとノルマがキツすぎる
    偉い人は声高らかに「目標はあるがノルマはない!」と、言いはるが、成績の悪い社員は、パワハラじみた恫喝をうけ、しかも昇給、昇進も見送られ、つまりは目標じゃなく、やっぱりノルマだ。
    もう「かんぽ」なんて時代ではなく、ましてや「年賀状」「カタログ小包」なんて時代でもない。
    窓口に来たお客様だけに粛々と販売していればいいのに、無理、無駄、ムラのオンパレード。
    社員に給料を出すための営業ではなく、既得権益にどっぷり浸かっている机に座って言いたいことを言っているだけの上級国民の給料を捻出するためだけの組織でしかない。
    今の郵政は、現場軽視でお客様のためではなく、上級国民のための組織だ。
    現場主体の組織にならない限り淘汰されてもやむおえないとも思う。
    これが小泉の望みだった郵政民営化の結果だったのだろう

(引用:Yahoo!ニュース コメント)

生命保険の被害を受けた人たちへの声

  • 違反と有りますが、被害を受けた方には全員満足の行く救済が行われるんでしょうか、また、このようになった責任はどなたがとるんでしょうか。
    最近は大きな組織の不正が時々報道されますが、誰がどのような責任をとったとか不正額を負担(返却)したとか聞いたことがありません。
    被害を受けたすべての方が納得するような責任の取り方をしてほしいです。

(引用:Yahoo!ニュース コメント)

不穏な動きを感じている声

  • 日本郵政を叩いて、傘下のゆうちょ銀行を切り離そうとする動きではないか?
    これまでもいくつかの日本の有力企業が、こういったスキャンダルが原因で株価が下落し経営が行き詰った挙句、外資に二束三文で買いたたかれる事態が頻発した。ゆうちょ銀行の巨額な預金高は日本のメガバンクの比ではない。
    その資産をまるごと手に入れようという組織が裏から糸を引いているような気がする。

(引用:Yahoo!ニュース コメント)

 

まとめ:かんぽ 業務停止命令の理由は?改善できず保険金請求の期限もヤバイ?

かんぽの業務停止命令の理由は二重契約にあったこと、改善できずに保険金請求の期限も、近くの窓口にいかないとダメな件、

について、お伝えさせていただきました。

今後の動きに、さらに要チェックですね。



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